プロフィール

名前 油谷 知岐 (Tomoki Aburatani)
学位 修士(情報学)
所属 香川大学 情報化推進統合拠点 DX推進研究センター 助教
職歴
2024-04 ~ 現在 香川大学 情報化推進統合拠点 DX推進研究センター 助教
2022-08 ~ 2024-03 大阪公立大学 研究員
学歴
2019-04 ~ 2024-03 大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科 現代システム科学専攻 知識情報システム学分野 博士後期課程
2017-04 ~ 2019-03 大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科 現代システム科学専攻 知識情報システム学分野 修士課程
2014-04 ~ 2017-03 大阪府立大学 現代システム科学域 知識情報システム学類
2011-04 ~ 2014-03 大阪府立鳳高等学校
興味
ヒトは訓練することで【本に書いていること以上のことを自分で考えて読み取ること】ができる高次な思考能力を持っています.
自然言語処理技術が高度に発達している現在であっても計算機システム(人工知能システム)は未だその知性の高みには到達できていません.
この【書かれていないことを読み取るスキルやその育成に目掛けた計算機システムをいかにモデル化できるか?】が,自分のライフワークとしてのリサーチクエスチョンと考えています.

業績

学術論文(査読あり)
  1. 小西民恵, 高橋亨輔, 六車俊紀, 谷﨑勇太, 油谷知岐, 浅木森浩樹, 米谷雄介, 武田啓之, 井面仁志, 八重樫理人:派生開発による建物修繕依頼システムの内製開発, 学術情報処理研究, to-appear, (2024).
  2. 松永智広, 米谷雄介, 油谷知岐, 浅木森浩樹, 末廣紀史, 武田啓之, 山田哲, 八重樫理人:就活状況記録システムおよび就活状況分析・可視化システムの内製開発とその効果, 学術情報処理研究, to-appear, (2024).
  3. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:学習目標の内省を促すセマンティクスアウェアな知的学習支援システム, 電子情報通信学会論文誌D, vol.J104-D, no.8, pp.639-649, (2021).
レター論文(査読あり)
  1. 油谷知岐, 瀬田和久, 林祐樹, 池田満:プレゼン設計課題を通じた行間読み取り活動診断システムの開発, 電子情報通信学会論文誌D, vol.J102-D, no.4, pp.359-363, (2019).
国際会議(査読あり)
  1. Aburatani, T., Seta, K., and Hayashi, Y.: Meta-learning Program Based on Abstraction of Learning Experiences, Proc. of EdMedia + Innovate Learning 2024, pp.537-546, (2024). 【Outstanding Paper Award】
  2. Aburatani, T., Seta, K., Hayashi, Y. and Ikeda, M.: ITS Promoting Realization of Misguided Self-confidence in One’s Own Comprehension, Proc. of 28th International Conference on Computers in Education (ICCE), pp.93–95, (2020).
  3. Aburatani, T., Seta, K., Hayashi, Y. and Ikeda, M.: A semantically enhanced learning environment for Cultivating Meta-thinking Skills, DSC Proc. of 26th International Conference on Computers in Education (ICCE), pp.1–4, (2018).
  4. Aburatani, T., Seta, K., Hayashi, Y. and Ikeda, M.: Diagnosing Learning Attitudes of Thinking Between the Lines, Proc. of 6th Asian Conference on Information Systems, pp.239-244, (2017).
研究会・全国大会
  1. 武田啓之, 米谷雄介, 神馬豊彦, 小寺賢志, 川瀬舞, 末廣紀史, 油谷知岐, 浅木森浩樹, 山田哲, 八重樫理人:香川大学デジタルONEアンバサダーにより内製開発された業務システムの業務パターンによる分類, 第28回学術情報処理研究集会, (2024).
  2. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹:学習経験の抽象化によるメタ学習プログラムの実践と評価, 人工知能学会 第100回 先進的学習科学と工学研究会, SIG-ALST-100-19, pp.101-108, (2024). 【研究会優秀賞】
  3. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹:メタ学習スキル育成プログラムのデザイン原則の検討, 教育システム情報学会 2022年度 特集論文研究会, JSiSE Research Report, vol.37, no.7, pp.77-84, (2023).
  4. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:セマンティクスアウェアな教材による学習目標設計スキルの育成支援, 第45回教育システム情報学会全国大会予稿集, pp.65-66, (2020).
  5. 宮崎貴大, 油谷知岐, 林佑樹, 瀬田和久:推理小説を題材とした仮説推論スキル育成支援システムの検討, 第45回教育システム情報学会全国大会予稿集, pp.131-132, (2020).
  6. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:「わかったつもり」を捉える学習者モデルの構成法ーセマンティクスアウェアなプレゼン教材を活用してー, 第34回日本人工知能学会全国大会, pp.1-4, (2020).
  7. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:セマンティクスアウェアなプレゼン教材を活用したメタ学習スキーム, 第44回教育システム情報学会全国大会予稿集, pp.183-184, (2019).
  8. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:セマンティクスアウェアなプレゼン教材を活用したメタ学習の初期評価, 人工知能学会 第86回 先進的学習科学と工学研究会, SIG-ALST-B901-05, pp.24-31, (2019). 【若手奨励賞】
  9. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:行間読み取り姿勢の診断と助言生成, 人工知能学会 第80回 先進的学習科学と工学研究会, SIG-ALST-B507-02, pp.7-12, (2017).
  10. 油谷知岐, 瀬田和久, 林佑樹, 池田満:プレゼン設計課題による行間読み取り姿勢の診断法, 第42回教育システム情報学会全国大会予稿集, pp.87-88, (2017).
  11. 油谷知岐, 林佑樹, 瀬田和久:自己調整スキルの涵養を目的としたプランニング支援システム, 2016春JSiSE学生研究発表会, pp.55-56, (2016).
招待講演
  1. 油谷知岐:香川大学のDX推進の取組〜大学DX推進の土台の整備〜, 令和6年度 全国大学教育研究センター等協議会, 広島, (2024年8月).
学位論文
  1. 油谷知岐:セマンティクスアウェアなプレゼン教材に基づくメタ学習支援システムの開発, 大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科 現代システム科学専攻 知識情報システム学分野 修士論文, (2019年3月).
  2. 油谷知岐:プレゼン意図添削課題による学習態度変容支援システム, 大阪府立大学 現代システム科学域 知識情報システム学類 学士論文, (2017年3月).
寄稿・報告書など
  1. 油谷知岐:コミュニティプラザ(国際会議報告) EdMedia+Innovative Learning 2024, 教育システム情報学会誌, vol.41, no.4, pp.317-318, (2024).
  2. 太田光一, 油谷知岐, 古池謙人, 堀越泉, 田和辻可昌, 山元翔:第31回 教育システム若手の会 報告, 人工知能学会 第91回 先進的学習科学と工学研究会, SIG-ALST-C003-05, pp.28-33, (2020).
  3. 油谷知岐, 古池謙人:学生企画「各世代の AI 研究者に問う ―『善く生きる』の捉え方―」, 人工知能学会誌, 特集・2020年度人工知能学会全国大会(第34回) 学生企画報告, vol.35, no.6, pp.803-804, (2020).
  4. 油谷知岐, 吉添衛:AI研究者は今,哲学者たり得ているか?, 人工知能学会誌, 特集・2019年度人工知能学会全国大会(第33回) 学生企画報告, vol.34, no.6, pp.850-851, (2019).
  5. 仲谷佳恵, 倉山めぐみ, 立岩佑一郎, 山元翔, 山本頼弥, 山田拓史, 大岡義旺, 岩井健吾, 吉良元, 荻野了, 油谷知岐:第27回教育システム若手の会報告-振り返ってみよう 教育システム研究の意味-, 人工知能学会 第79回 先進的学習科学と工学研究会, SIG-ALST-B506-04, pp.17-22, (2017).
その他の刊行物
特許
  • 特許6671672 対話装置, 発話生成方法, 及びプログラム
研究助成・競争的資金
  • 2024年7月 - 2026年3月/日本学術振興会 科学研究費助成事業(基金), 研究活動スタート支援, 「学習経験の抽象化と汎化によるメタ学習支援システム」, 課題番号:24K22761, 研究代表者
  • 2024年7月 - 2025年3月/香川大学 研究推進事業(次世代研究創生), 研究活動スタート支援, 「学習経験の抽象化と汎化によるメタ学習支援システム」, 課題番号:24K0D009, 研究代表者
  • 2021年10月 - 2022年3月/国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 次世代研究者挑戦的プログラム リゾーム型人材育成プログラム, 「学習方略の経験学習支援フレームワークに関する研究」, 研究代表者

受賞歴

教育歴

準備中

コミュニティ

所属学会
2024-06 ~ 現在 電子情報通信学会
2024-06 ~ 現在 情報処理学会
2017-06 ~ 現在 人工知能学会
委員歴
2024-04 ~ 現在 教育システム情報学会 学会誌編集委員会 編集幹事補佐
2025 教育・学習支援システム若手の会 プログラム・会計・広報担当幹事
2020 教育・学習支援システム若手の会 プログラム担当幹事
2019 ~ 2020 人工知能学会 全国大会 大会委員(学生企画)
その他
2019 ~ 2024-03 知的学習支援システム勉強会 (ITS勉強会) 運営
2018 ~ 現在 関西Lispユーザ会

連絡先

  • Email(研究):aburatani.tomoki [at] kagawa-u.ac.jp
  • Email(個人):aburatanitomoki [at] gmail.com